出会った花たち Part 4 〜月山弥陀ヶ原 その3〜

かつて中央アルプス北アルプスなど 夏山に登山した時に たくさんの色々な高山植物を見てきましたが 今回の月山弥陀ヶ原では 初めて見た植物が二つ有りました

まずは 「トキソウ

名前の由来となっている朱鷺色では無かったけれど 淡いピンクの可愛い花… 

木道脇にたくさん咲いていましたが 前を歩く人が教えてくれなかったら 見落としていたかも知れません


あとひとつは… 「シロバナトウウチソウ」

赤花種もあって「アカバナトウウチソウ」というそうです

図鑑に「カライトソウ」ともいう… とありました

その名前なら 聞いたことがあります



湿原には草だけでなく 木にも花が咲いていました

ノリウツギ


ハクサンシャクナゲ


ウラジロヨウラク


「コメツツジ


そして 「チングルマ

チングルマ」は小さくても「木」なんですよね


最後に… 「元滝伏流水」付近でも見かけた「ソモツケソウ」?
木の「シモツケ」かもしれないし そのどちらでもないかもしれない…
淡いピンクが優しげな花…


一般に高山植物は 短い夏に一斉に花を開き 花の時期はサッと過ぎていく…と言われますが 月山弥陀ヶ原では 春から秋まで次々と高山植物が咲くのだそうです

10年以上前に知人から「月山は良かったよ」と聞いて以来 ずっと憧れ続けていた山…

今回は 登山ではなく単なる観光旅行ではあったけれど 月山の魅力を体験することが出来ました

出来ることなら 今度はゆっくり時間をかけて湿原を歩き また山頂を目指して登山をしてみたいものです


でも… やっぱり山形は… 遠いです