マコモタケ

わが家の近くにあるJAの野菜直売所は 市街地にあることもあって人気が高く 朝早くから賑わっているそうです

私が出掛けるのはお昼頃か早くても10時を回ってからなので 開店直後の賑わいを見たことは無いのですが 今日も先ほど行ったところ 陳列棚に空きスペースができていて その様子をうかがい知ることが出来ました

幸い今の時期は野菜が豊富なので だいたい欲しいものは手に入ります
今日は 「白菜」「ホウレンソウ」「ブロッコリー」を買ってきました
あ それと「ビオラ」「スイートアリッサム」「キンギョソウ」の苗も


先日は「ホウレンソウ」「ワケギ」「万願寺とうがらし」「小カブ」などを次々と籠に入れながら売り場を回っていて ある野菜の前で足が止まりました


 


前回来た時は見るだけで終わっていたその野菜… 暫く考えて… 買ってみることにしました

その野菜は「マコモタケ」 (「野菜」と言っていいのかどうか…)

ネットで調べた事をまとめてみると…

マコモタケ」は イネ科の植物「マコモ」の茎に「クロボキン」が寄生することで 根に近い部分の茎がやわらかく肥大化したもので 淡白でくせがなく アスパラガスとタケノコの中間のようなシャキシャキとした食感で タケノコとトウモロコシを合わせたようなほのかな甘みと香りある ということでした


その「マコモタケ」のレシピを調べ 「中華風の炒めもの」と「柚子胡椒マヨ和え」にして一昨日の夕食で戴きました
(「マコモタケ」はレシピを選ばないほど どんなお料理にも会う食材だそうです) 


皮をむいて切ったところです

節のあるところはタケノコに似ています
断面は思いのほか緻密でした


和えもの用は 縦半分に切ったあと斜め切りにし 1分ほど茹でました
茹であがった一切れを食べてみて その甘さにびっくり!
熱を加えると甘味が増すそうです

「柚子胡椒マヨ和え」

柚子胡椒の辛さがピリッときいて あっさりとして美味しかったです


「中華風いためもの」

マコモタケ」は 油や豚肉との相性がいいそうです
レシピには無かったのですが 彩りにニンジンとネギを加えました
調味料はレシピ通りに加えたのですが 「マコモタケ」そのものが甘いので 砂糖とみりんは入れなくてもいいのではないかと思いました

くせが無くて淡泊でシャキシャキ感がいいと言うことで 生をサラダにしても美味しいそうですよ

マコモタケ」を食べたのは初めてだったのですが そう言えば以前 年金者組合の温泉サークルで 三重県の「湯の山温泉」に行った時に立ち寄った三重県菰野町の「道の駅」で 「マコモうどん」を買ったことがあるのを思い出しました

その時から「マコモ」とは縁があったのでしたが その茎が「マコモタケ」として食べられるとは今まで全く知りませんでした
収穫期が10月から11月中旬とのことなので この時期以外にはその姿を見ることはできなかったのですね

マコモうどん」との出会いで 「マコモ」は菰野町だけの特産品だと思っていたのですが 近隣でも栽培されていたのでした

あらためてネットで見ると 全国各地で栽培されていて それぞれが知名度を上げようと頑張っていらっしゃるようです