一円玉を旅に出そう…

電子マネー」の普及などで硬貨の流通が減っているそうで それに伴い貨幣の製造量も減少し 1974年には約56億万枚だったものが 2011年には約7億万枚と約8分の1に減少したそうです
昨年は 一般流通用の一円硬貨は43年ぶりに製造されなかったとのこと 

1ヶ月ほど前に 日本の造幣局バングラデシュ通貨の製造を受注したというニュースが流れていましたが 背景にはこんな事情も有ったのでしょうね


ところで… わが家には 使われないまま20年以上眠っている「一円玉」がたくさんあります
昨年の8月には こんなにありました

これが百円や五百円なら嬉しいのだけれど 一円玉ではね…
数えるのも面倒で いくらあったのかは不明です

電子マネー」とは縁のない私は 昨年の夏ごろからこの一円玉を 日常の買い物で積極的に使うことにしたのです

「貨幣は 額面価格の20倍まで限り 法貨として通用する」(通過法第7条)と法律的には認められています
つまり1円玉なら20円までは 1円玉で支払ってもいいと言うことです

お財布にバラで入れておくと 数えたり取り出すのに手間がかかります
そこで私は 一円玉を薬局で貰う目薬の袋に10枚ずつ入れて それを常にお財布に入れて置くことにしました

こうして10円単位でまとめて置くと 8円とか9円の支払いにも便利です

1万円や千円札は 飛ぶように手元を離れて行くのに なかなか思うようには出て行かない1円玉… 
お財布の中では結構かさばることもあって 数ヶ月は実行していたものの いつの間にか中断してしまいました


手っ取り早く一円硬貨を減らしたいなら 銀行などに持ち込んで 両替か預金をすればいいのでしょうけれど 今ではそれも結構面倒です

昔は「これ いくらあるか分からないけど 通帳に入れて」とか「両替して」と袋や箱に入れたまま銀行の窓口に持って行けば対応してもらえたものですが 昨今では「通貨入出金手数料」とか「両替手数料」とかいうのが設定されていて 持ち込んだお金の枚数によっては手数料を払わなくてはならないと言うことになっているのです


今日改めてわが家で眠っている一円玉を見て もう一度やってみることにしたのです
名付けて「一円玉を旅に出そう」作戦…

「一円玉の旅がらす」(平成2年 作詞 荒木とよひさ 作曲 弦哲也 歌 晴山さおり)という曲があります
この曲は今でも「NHKのど自慢」で時々歌われますし わがハーモニカクラブでも演奏することがあります

それにちなんで「一円玉を旅に出そう」作戦…


まだ これだけ残っていました

目薬の袋に一円玉を10枚ずつ入れて…

お財布にある10円硬貨と両替しながら使って行きます

この1円玉が全部なくなるのはいつのことでしょうか
「一円玉を旅に出そう」作戦はいつ終わることが出来るのでしょうか


明日は年金者組合のカラオケサークル例会日
「一円玉の旅がらす」歌ってみようかな…