飛騨高山

下呂温泉で一泊したあと 昨日は飛騨高山へ行きました

下呂から高山までは約50km 1時間の道のりです

これまでに幾度となく訪れた飛騨高山 

ここ1〜2年の間にもツアーで数度訪れましたが せいぜい古い町並み付近をぶらつくだけで終わっていました


今回は 集合時刻を気にしなくてもよい個人旅行なので「高山祭屋台会館」と「からくりミュージアム」を見学することにしました


向かう途中で見かけた 懐かしい光景…



まずは 「桜山八幡宮」に参拝

お参りしていたら 目の前に花嫁さんの姿が…

本殿の中では 結婚式が行われていました


桜山八幡宮の「神紋」は さくら



お参りを済ませ「高山祭屋台会館」へ

高山祭屋台会館」には 「桜山八幡宮」の祭礼である「秋の高山祭」で曳かれる屋台の実物が展示されています

以前に一度訪れたことが有るので調べてみたら… 1983年8月 何と30年も前のことでした

高山祭の屋台について 入館の時に頂いた「高山祭屋台会館へようこそ!」というパンフレットからの引用です

 古くから飛騨の国は、大和朝廷ヘ、税のかわりに匠(たくみ)を毎年送り出しました。選ばれて都ヘ出た匠たち(毎年100人〜150人)は、奈良の都の宮殿や、お寺の建築に従事してその腕をふるいました。
 匠が都ヘ送られた期間はおよそ600年、延べにして7、8万人の飛騨人が一年間都で働いたことになります。この人たちを総じて「飛騨の匠」と呼んでいます。
 飛騨の国には、今もこの匠たちの長い伝統と、培われた技術が脈々とうけつがれていますが、中でも江戸時代後期に、大輪の牡丹のように花開いたのが高山祭の屋台です。

ということで 今は11基ある屋台のうち「神楽台(かぐらたい)」「 神馬台(じんまたい)」「鳳凰台(ほうおうたい)」「布袋台(ほていたい)」という4基の屋台と「お神輿」が展示されていました

鳳凰

お祭りを紹介するビデオも見ました

「春の高山祭」は1993年に見に行ったことが有ります

春は「日枝神社」のお祭りで 12基の屋台が曳かれるそうです

その時初めて見た「からくり」に圧倒され大感激したのを思い出しました

「動く陽明門」と言われる屋台が曳かれる「高山祭」 秋空の下でも是非見てみたいものです

高山祭の屋台は国の「重要有形民俗文化財」に指定されとているとのことです



続いて「からくりミュージアム」へ

ここでは5つの「からくり」実演を見ることが出来ました


「弁慶と牛若丸」(棒からくり)

棒で操られた牛若丸が 杭の上をピョンピョンと飛んで渡って行きます



「角兵衛獅子」(放れからくり)

いわゆる空中ブランコか体操の鉄棒競技のような技です



「大黒様の獅子舞」(糸からくり)

大黒様の顔が一瞬にして獅子に変身したり

壺が割れて中から出てきた鈴がシャンシャンと鳴ります

28本の糸で操られているそうで からくりの中でも操るのが難しいのが糸からくりだそうです


「恵比寿様」(文字書きからくり) 

恵比寿様が筆を持って文字を書きました


そして「茶運び人形」(座敷からくり)

人形が運んできたお茶は 同行のMさんが戴きました



「からくりミュージアム」には 各地方の獅子頭が展示されていて その数はおよそ300点! 

大きいのや小さいの 怖い顔やユーモラスな顔… 様々です

これらの獅子頭も 重要有形民俗文化財として国の指定を受けているそうです



お腹が空いたなと思ったら 午後1時を回っていました

この続きはまた明日にでも