テイカカズラ

何年も前に買って いくつかの観葉植物と寄せ植えにしていたものの やがてその存在をすっかり忘れていたテイカカズラでしたが 鉢を整理した時に生き残っているのを発見し 別の鉢に独立させておきました

細々と生き残っていた小枝は 夏の間に元気に育ち 少し鑑賞にたえられるようになりました

1m以上長く伸びたツルをカットし 鉢の空きスペースに挿してみました


買った時に覚えていた名前が「テイカカズラ」だったので 改めてネットで調べてみたところ 綺麗なカラーリーフのこれは 「オウゴンニシキ」というテイカカズラの園芸品種でした


そしてこちらは 同じテイカカズラの仲間の「ハツユキカズラ

育て始めた頃は 葉っぱが緑一色になってしまって なかなか綺麗な白やピンクの斑が入らなかったのですが 日当たりに気を付けていたらやがて本来の姿になり 今では鉢から伸びたツルが庭の手水鉢に張り付いて繁茂しています



こちらは 荒神山ウォーキングのスタート地点付近で 雑草と一緒にはびこっていたものを一株持ち帰り 鉢植えにしたものです

葉っぱは緑ですが 形など見かけはハツユキカズラに似ていて これにも長いツルが出ています


荒神山の車道沿いには 時として植木鉢の廃土が捨てられていて 園芸品種の植物が生えていることが有ります

なので ひょっとしたらこれはハツユキカズラかも知れないなと思いつつも 自然界のテイカカズラではないか…とも思っていました


そこで「テイカカズラ」をネットで検索したところ 花が咲いていて 葉っぱの形なども違う植物が出てくるのです


で もう少し詳しく調べてみると

生育状態によって葉の形や全体の姿には変異があって 林の中で生育している時には小さな葉を付けていて 木などに這い登って光が充分に当たるようになると 大きな葉をつけて花を咲かせる

ということがわかりました

テイカカズラの幼木”という写真を見ると 今わが家にあるのと同じです

それじゃやっぱり これは本当の「テイカカズラ」なのかも知れません


だとすると 日当たり良く育てたら 花を見ることも出来るかもしれません


知らず知らず偶然に揃った3種の「テイカカズラ

どの種もとても丈夫な植物とのことですが それぞれの特徴を生かして大事に育てていきたいものです