こんなところに琵琶湖・・・

6月に人間ドックを受けました

その結果は ほとんどの検査項目が「正常」または「経過観察」の判定でした

ただ もう8年も前から「経過観察」が続いてきた「甲状腺ポリープ」についてだけ 念のため専門医の診察を受けるようにとのことで 長浜市の病院を受診しました

血液検査 エコー検査 細胞検査の結果 「問題なし」の判定でした


人間ドックで「専門医の受診を」と言われたときはいつも 地元ではなく隣の長浜市の病院へ行く私です


昨日は その病院の中庭の写真を撮ってきました


中庭には琵琶湖があるのです

琵琶湖を形作っているのは芝生

周りの緑は タマリュウです


私には「問題なし」だった「甲状腺ポリープ(嚢胞)」ですが 福島原発事故の影響で子どもたちの「小児甲状腺がん」が増えていると聞いています

毎月11日に彦根で実施されている「原発いらんねん おしゃべりウォーク」に寄せられた井戸謙一弁護士(2006年に 石川県志賀原発の運転差し止め判決を下した金沢地裁の元裁判官)のメッセージによると 福島県県民健康調査で89人の子どもに甲状腺がんが発見されているとのことでした

本来 小児甲状腺がんは100万人に一人の割合なのに対し これは3000人に一人の割合だそうです

これでも 政府や自治体は事故との関連を否定し続けているとのこと

チェルノブイリの例によれば、そろそろさまざまな健康被害が増加する時期にさしかかってきているそうで これから大変深刻な事態が明らかになるのではないでしょうか

滋賀県原発はありませんが お隣福井県には15基もの原発があり 敦賀原発は30キロ圏内

事故が起きたらたちまち琵琶湖の水は汚染されてしまいます

思っただけでも恐ろしい事態です


「子どもを守ろう」「琵琶湖を守ろう」

原発は再稼働を止めて廃炉にしなければ・・・と 私の「甲状腺ポリープ」検査を通じて改めて強く感じたところです 



ところで 彦根では次の日曜日(7月27日)に 「彦根・愛知・犬上 原発のない社会をつくる会」主催で「脱原発首長が住民と語り合う」と題して住民討論会が開かれます

パネリストに米原市長・日野町長・前愛荘町長 コーディネーターは井戸弁護士

でも この日私は私用があって出席できず残念に思っています