フォルクローレ&日本庭園 〜7月14日京都にて〜

7月14日は 人間ドック後半である胃の内視鏡検査と 前半6月23日に受けた検査の結果説明で京都へ行きました

胃の内視鏡検査では小さなポリープが見つかり 心配のないものだそうですが 念のため組織を採って検査することになりました


例年毎回 人間ドックを受けた後には 京都の街で食事をして帰るというのが 夫が居た頃から恒例となっていました

一昨年の暮れに夫は亡くなりましたが その例に倣い 昨年も今年もYさんと二人で京都で食事をしました




予約の時刻まで時間つぶしをするために 食事会場近くの地下街「ゼスト御池」に行ったところ 広場ではフォルクローレの演奏準備が行われていました

時間つぶしにはもってこいです!! 

教室の生徒さんの演奏とプロの演奏を リハーサルの段階からじっくり聞かせて頂きました

ろべちゃんことロベルト・ゴンザさん

ケーナ(写真:左)とサンポーニャ(写真:右) 

そしてチャランゴウクレレくらいの弦楽器)・・・南米の民族楽器の音色にすっかり癒されました

大好きな曲「花祭り」の演奏もありました

頭上には祇園祭の提灯・・・


食事までの待ち時間に 思いがけずフォルクローレの生演奏が聞けるという幸運に恵まれたのでした




さて今回お食事をしたのは 「がんこ高瀬川二条苑」というお店

豪商 角倉了以の邸宅があった場所で 今から400年余り前 慶長16年(1611年)に作られた日本庭園があり「高瀬川源流庭苑」と呼ばれています 


私たちの席はその庭園に面した窓際に用意されていて お庭を眺めながらの食事となりました


お庭の中央を 水音を立てた川が流れています


この川が高瀬川の源流で 鴨川から取り入れられたお水がお庭の中を通って高瀬川へと流れているのです


お庭の中は自由に散策できるそうですが 今回お庭には出ませんでした

↓お店から頂いた絵はがきです

お庭の奥からは こんな景色が観られたのでしょうね


お豆腐や湯葉を使ったお料理も美味しかったのですが このお庭と元お屋敷の佇まいが何よりのご馳走でした


こんな素敵な雰囲気の中でお酒が飲めたら最高だったのですが・・・

胃の内視鏡検査で細胞を採取されましたので この日は「禁酒」となってお酒が飲めず残念でした


お店を出て高瀬川沿いを少し歩くと 「一之船入」というかつての船着き場があり 今は酒樽を積んだ高瀬舟が一艘繋がれています

入り江の向こうに 明かりが灯る町屋が見えますが・・・

表に回るとこんな雰囲気

この町屋は 築90年で元「お茶屋」だったそうですが今は数軒の飲食店となっています

数年前「七夕会」の昼食会で この並びにある創作中華料理のお店に来たことを思い出しました


京都の古い建物を利用したお店は お屋敷であっても町屋であっても本当に素敵だと思います