ラカンマキ

一昨日の火曜日 アパートに出かけ 長男に芝生を刈ってもらいました

伸びた芝生が気になりながらも 諸般の事情で延び延びになっていた芝刈りができ ホッとしているところです


その日 アパートの隣家からこんなにたくさんの栗を頂きました

アパートの芝庭から細道を挟んだ所に隣家の栗の木があり 芝庭にもイガ付きの栗が落ちていました

それも拾ってきて 茹で栗にして秋の味覚を戴いています


ところで これもアパートから持ち帰りました


ラカンマキ(もしかしたらイヌマキかも)の実です


紫色に熟した実は甘くて独特の食感・・・

緑の実は種で こちらは食べらません


子どもの頃は この実ができるのが楽しみで 木に登って食べたものです


孫に食べさせたところ 1〜2個は甘い!と言って食べたのですが その後は続きませんでした


こちらは わが家の庭のラカンマキの木

アパート芝庭に植えてあるラカンマキは 実家にあったものをアパート建築時に移植したものですが この木は40年前にわが家を建てたとき 実家から移植したものです

わが家に来てから40年経ちますが 私がこの木に登ったのが60年以上前のこと 

そのときすでに大きな木でしたから樹齢は優に100年を超えているものと思われます


その木にも今 たくさんの実ができています

アパートの方は 出来た実の半分以上はすでに干からびていたのですが わが家の方はまだこれから熟していくところ


1個だけ 赤くなった実が見えました


実は赤から濃い紫になりやがて干からびて 緑の実は地上に落ちます


何年か前に落ちた実が この木の足元のタマリュウの中で芽を出しました

出てきた芽をそのまま数年放置していたら タマリュウの見栄えが悪くなってきたので 一昨年やむなく引き抜きました

でも ある思いがあってその苗は捨て難く・・・たまたま 培養土を入れた植木鉢があったのでそれに植えました


ある思い・・・とは

わが家の生垣はカイヅカイブキですが 生前夫は マキの木に変えたいと言っていました

造園屋さんに相談したこともあったようですが 造園屋さんは乗り気でなく?実現しませんでした


夫が亡くなった今 実現しなかった生垣の代りに この小さなマキの木を育てて行こうと思うのです 


ラカンマキやイヌマキの成長は遅いそうですが 植えたときに比べると少し大きくなりました