昨日の朝息子と 夫のお墓参りに行きました
私は 彼岸の入り前日に訪ねて来てくださった夫の在職時の同僚で親友の二人と一緒にお墓参りをしたのですが もう一度息子と一緒にお参りしたのです
夫のお墓のある長久寺では 人形供養の準備が行われていました
このお寺で「人形供養」が営まれているとは聞いていたのですが それが春のお彼岸の中日だとは知らなかったのです
日本人形 フランス人形 お雛様 ぬいぐるみ・・・ 折り紙の人形もありました
今日の新聞記事によると 供養された人形やおもちゃは5000体とのことでした
お寺の境内には 彦根市の保存樹木に指定されている樹齢推定800年という紅梅があり 5分咲きくらいになっていました
この紅梅については こちらをご覧ください
夫の親友たちと訪れた日の紅梅↓は まだ1分咲きくらいだったでしょうか・・・
この由緒ある紅梅や偶然出会った人形供養の様子をゆっくり見て写真も撮りたかったのですが この日はもう一つ大事な用事があって帰りを急ぎました
この日の午後は 前進座「怒る富士」の公演日でした
この公演は「年金者組合彦根・愛犬支部」も後援団体となっていて 私は実行委員として準備段階から参加していました
また「ひこね演劇鑑賞会」の会員でもありますので 当日は受付でチケットもぎりなどを担当しました
開演を前に・・・
公演終了後は搬出担当スタッフとして 楽屋からかつらや衣装や小道具などの運び出しや 舞台で使われた幕の片づけやお掃除など 前進座スタッフのお手伝いをしました
楽屋も舞台も 殆どの荷物は前進座の方の手で片付け運び出されていましたから お手伝いといってもほんの少しだけだったのですが・・・
夜には 前進座の俳優さんやスタッフの方たちとの交流会(宴会?)もあったのですが 今回は欠席しました
昨年5月の実行委員の初顔合わせの時と10月の実行委員会発会式には主演の嵐圭史さんをお迎えしてお話を聞いたりその後には懇親会があったり 今年2月大雪になった日の事前学習会では 妻役の妻倉和子さんから楽しいお話を聞きあでやかな舞踊まで見せて頂くなど 公演本番以外でも随分楽しませて頂きました
お芝居の冒頭 富士山が火を噴く場面は迫力満点 また最後のシーンの満開の辛夷の花も印象的・・・
飢餓に苦しむ村人を救うために 幕府の重役との交渉に奔走し悩む伊奈半左衛門の姿も感動的・・・
3時間に及ぶ素晴らしいお芝居でした
あらすじや見どころなど詳しくはこちらをご覧ください(手抜きですみません)
福島第1原発の事故により放射能で汚染された町から避難を余儀なくされた人たちに対し 一部地域を除き避難指示を解除して避難者を無理やり帰還させようとしたり 住宅支援を打ち切ろうとする今の政府の方針は このお芝居の江戸幕府が富士山宝永噴火の時にとった「棄民政策」と同じではないか・・・
そんなことも感じるお芝居でした
お芝居を見るまでに原作を読むつもりでいたのですが・・・ ようやく上巻を読み終えたばかりです