7日に買い物をしたJAの農産物直売所では スーパーでは200円近くの値がついている菊菜が1袋130円で買えました
スーパーほどではないにしても JA直売所でもホウレンソウや小松菜・青梗菜といった緑の葉物野菜は例年よりは高値です
菊菜は 白菜の芯の部分との胡麻和えにしました
その他に直売所で買ったのはネギとか赤芯大根とか・・・そして「菊芋」も
菊芋はイモと名がついていますがイモではなくて ゴボウと同じキク科の仲間だそうです
そういえば香りがゴボウに似ていて 見た目は生姜とそっくり
かつて山の会に所属していた頃 その忘年山行で愛知県の「岩古谷山」へ登った後に泊まった旅館で この菊芋を初めて食べたのです
シャキシャキとした食感に 何のお漬物?と旅館の女将さんに尋ねたところ「菊芋の味噌漬け」との答
「いも」とは程遠い食感に驚くと同時に「菊芋」の名を聞いたのも初めてで とても強く印象に残りました
それからかなりの年月を経たのちのこと 「温泉サークル」の帰り道で立ち寄った滋賀県北部にある道の駅で「菊芋」が売られているのを発見したのです
その頃には 菊芋は天然のインスリンと言われる「イヌリン」を多く含んだ健康食品であることをおぼろげな知識として持っていましたし 袋にたっぷり入っていても百数十円だったこともあってとりあえず買ってみました
そしてレシピも分からぬまま適当に「味噌漬け」にしたところ 私にはそれなりに美味しかったのですが 健康食品にはかなりの関心を持っていたはずの夫は首をかしげたのです
で その後はその道の駅で「菊芋」を見かけても買うことはありませんでした
それからさらに数年たった昨年の晩秋に 今度はJA農産物直売所で売られているのを見つけたので買ってみました
今度はネットの「醤油漬け」レシピを参考に作ってみたところ 長男も食べてくれたのです
生姜も一緒に漬け込んでいますから 食感から「生姜のお漬物かと思った・・・」と
そんなことから もういちど「醤油漬け」を作る気になって「菊芋」を買ってきたのでした
作り方は「キューちゃん漬け」とほぼ同じ 菊芋から出る水分が少ないので 漬け汁を煮詰めて漬け直すのは1回くらいで済みました
ブロ友さんの夕食メニューに 時折「菊芋のスープ」というのがあることを思い出し 100g分だけ取り分けて「菊芋のポタージュ」を作ってみました
ネットのレシピを参考にしたものの 私のは「スライスした菊芋を水煮してミルサーですりつぶし ホワイトシチューの素を加えて味付けととろみを出す」という 殆ど我流の「なんちゃってポタージュ」なんです
手抜きで皮は剥かなかったし 牛乳も生クリームも使わなかったので見た目の色は悪いですが 干しシイタケの出汁もきいて 美味しく戴けました
毎年の人間ドックでは「血糖値がやや高め」「悪玉コレステロール値も高い」という検診結果です
お薬を飲んで治療するレベルではないので 菊芋を食べることで少しでも改善出来ないかな・・・と期待するのですが 収穫時期が限られ年中手に入る食材ではないのが残念なところです