2月15日は ひこね演劇鑑賞会の2月例会でした
山本周五郎の原作を読み 「魅力を知ろう会」では出演者の一人である黒河内雅子さんからこのお芝居の見どころなどのお話を聞き 台本も読んでとても楽しみにしていたのです
そして舞台は・・・
次々と不幸に襲われながらも健気にひたむきに生きる主人公 それを取り巻く人情溢れる下町の人々・・・ それらを演じる役者さんの演技は熱く胸に迫り 火事や洪水の場面の迫力ある演出で お芝居は期待通りとても感動的で素晴らしいものでした
私は「前進座」と「山本周五郎作品」に魅力を感じ この例会の「運営サークル」担当を希望し 昨年12月から他のサークルと共に ミーティングや準備の作業に携わってきた(過去記事→★)のですが この例会が1995年12月の第1回例会から数えて100回目に当たる記念すべき例会であったこと 高校時代の同級生が快く入会してくれたことなど 私にとっても嬉しく心に残る例会となりました
因みに 私が夫と共に「ひこね演劇鑑賞会」に入会したのは2003年2月の第26回例会からで もう既に15年間も在籍していることに今更ながら驚き その間随分たくさんのお芝居を観てきたものだ・・・と感慨ひとしおです
例会では毎回公演の開始前に 運営サークルと劇団の俳優さんたちとの「対面式」が行われるのですが 今回は公演初日という事で劇団の演出家やスタッフの方 照明や音響ほか外部スタッフの方たちも一緒に「初日のつどい」が行われました
「初日おめでとうございます」と交わされる挨拶は 私の耳に新鮮でした
お芝居終了後には ひこね演劇鑑賞会の第100回例会記念の催しが開かれ 18人の出演者全員と演出家の方たち そして観賞会の会員約120人が参加して賑やかにお祝いをしました
この催しで私は司会役を仰せつかっていたのですが 司会はもう一人の応援を得ていましたので 合間に少しだけ写真が撮れました
演出家 十島英明さん
後ろのパネルに貼られているのは ひこね演劇鑑賞会で上演された前進座のお芝居のポスターで この中の多くが十島さんの演出によるものでした
ひこね演劇鑑賞会が発足した当時からの会員や20代の若い会員からのスピーチ 18人の俳優さんのサイン色紙プレゼント抽選などで会場は大いに盛り上がりました
若い俳優さんたちの力強い「木遣り唄」と全員による3本締めで 催しはお開きとなりました