ドクダミ酒 ドクダミ茶

昨日 ドクダミ酒を仕込みました


ネットで作り方を調べたら 乾燥ドクダミ150gとあったので 容器を秤に乗せて重さを量りながら ドクダミを鋏でザクザクと切って直接入れていきました

カラカラに乾燥したドクダミなので 秤の数字はなかなか増えません

150gというと相当な量になりそうなので 90gでストップしました



乾燥ドクダミ90gに 1.8Lの35度ホワイトリカーを入れると丁度ヒタヒタになり これくらいでもいいのじゃないかな・・・とひとり納得


一夜明けたら もうエキスが浸み出したのでしょう 焼酎は少し茶色くなっていました

2〜4か月ほどしたらドクダミを取り出して飲めるそうです




この夏 私はドクダミをハト麦茶と一緒に煎じて飲んでいます


これまでも 道の駅などで乾燥ドクダミを見つけると買ってきて 時々は飲んでいたのですが 自分で乾燥ドクダミを作ることまではしていませんでした

昨年は知り合いの人から「ドクダミ要りませんか?」と声を掛けた頂いたのに 洗って乾燥して・・・の手間を思うととても頂く気にはなれず 遠慮してしまったのです


ところが 今年は・・・

年金者組合のレクリエーションで出かけた先で 空き地にいっぱい生えているドクダミを見たIさんが 「こんなにいっぱいあっていいなぁ・・・」と

それを聞いたBさん 「うちの庭にもいっぱいあるからあげるよ」と 後日少し離れた他市のIさん宅にわざわざ届けてくれたのだそうです

それを綺麗に洗って束にし一日乾かせた状態のドクダミを Iさんは私にもくださったのです



Iさんに頂いた生乾きのドクダミを干しながら・・・  

今年はアパートの庭のキリシマツツジの中で ツツジを覆い隠すほどドクダミの花が咲いていることを思い出していました 

他人様がこんなに心遣いして下さるのに 身近なところにあるものを「面倒だ」といって利用しないでいてはいけない・・・



かくして・・・ アパートのキリシマツツジの中に生えたドクダミで乾燥茶葉を作ることにしたのです

ほんの一部だけを1回だけ天日干しにしましたが あとは全て部屋干しです

2階に 日常的には使っていない部屋があったのは幸いでした

カビさせてはいけないので 何度も吊るし方や位置を変えるなどして通風に気を配った結果 無事カラカラになるまで乾燥させることが出来ました



先日孫がやって来て「のどが渇いた・・」というので 「おばあちゃん家にはこれしかないけど飲める?」とドクダミ茶の入ったボトルを出すと・・・

キャップを開けて匂いを嗅いだ孫は 「なんか変なにおいがする・・・要らない」と言われてしまいました


匂いに敏感な我が息子たちでも ドクダミ茶は飲んでくれたのですが・・・

そのドクダミは 実家の母が草取りをするたびに雑草の中から選び出して乾燥させてくれたものでした

息子たちは幼児期に重症のあせもに悩まされたことがあり それを案じた実家の母が飲ませてくれたのです


今日のドクダミの様子です

部屋干しだからでしょうか 葉っぱにはまだ緑が残っています

この部屋から少しずつ束を外して来てはカットして お茶として煎じて飲んでいるのです

手間を厭わず ドクダミ茶葉を作ってくれた母を思い出しながら・・・


昨日仕込んだドクダミ酒が完成したら Iさんにも飲んでいただこうと思っています