岡崎・蒲郡へ日帰りバス旅行

8月3日 無料招待の日帰り旅行に出かけました

行き先は愛知県



まず 岡崎市の「八丁味噌」蔵を見学

八丁味噌」は 徳川家康が生まれた岡崎城から西へ8丁(約870m)の距離にある旧八丁村で 江戸時代初期から造られてきた大豆と塩だけが原料の豆味噌


今回はカクキュウの「八丁味噌の郷」の見学でした

この建物は八丁味噌「カクキュウ」の本社事務所で 建てられたのは昭和2年 現在国の登録文化財になっているとのこと 


味噌蔵の中には いくつもの大きな樽が並んでいました

樽は杉でできていて直径は約1.8m 中には6トンの味噌が仕込まれているそうです

豆味噌は蒸した大豆を丸めた「味噌玉」に麹カビを生やした「豆麹」と塩と水を混ぜて造るのだそうですが その味噌玉は「こぶし大」と一般的な豆味噌の味噌玉より大きいのが八丁味噌の特徴とのこと

味噌玉を大きくすることで この地方の微生物を多く取り込んで独特の風味を生み出すのだそうです


樽の上にたくさんの石が綺麗に積み上げられているのに驚きました

その数350個! 大小の石を組み合わせて円錐形に積み上げることで 少ない水分を木桶全体に均等に行き渡らせるのだそうです

重石は約3トンで 仕込んだ味噌の半分もの重さです(一般的な豆味噌の場合は4分の1〜3分の1程度なんだそうです) 

仕込まれた味噌はその後は手を加えることなく このままの状態で2夏2冬の時間をかけて熟成させるのだそうです


私は 酸味と渋みのある豆味噌(赤みそ)はあまり好きではありません(日頃使っているのは 米麹を普通の倍量使った地元産のお味噌)

外食で出されたお味噌汁が「赤だし」の時に戴く程度でしょうか・・・

でも 売店では「味噌饅頭」を買いました 甘じょっぱくてとても美味しかったです




蒲郡 がん封じの「無量寺」へ

無量寺」は平安時代創建の真言宗のお寺

ご本尊は秘仏の「西浦不動」で 難病封じにご利益があるとのこと
 

癌封じと健康を願う「願かけ絵馬」が 参道やお堂にびっしりと掛けられていました


本堂に上がってお参りし ご高齢のご住職からがん予防のお話を聞いたあと 本堂地下にある「千仏洞めぐり」をしました

薄暗い洞の壁に刻まれた千体の石仏 ガンダーラ仏や大日如来像に参拝しました


境内には 蒲郡市の天然記念物となっている楠の大木がありました




蒲郡では「メロン刈り」も初体験

網目が細かくて盛り上げっているものが良いそうですが 温室の中は暑くてじっくり品定めしてはいられません そこそこの物を鋏で切り取りました

採ったメロンは持ち帰り 1週間ほどで食べごろになるそうです

昼食のデザートも メロンでした



この日 東海地方は特に暑くて 名古屋の最高気温は40.3度だったそうです

猛暑日に 味噌蔵 お寺 温室・・・と暑い場所を巡る旅行でしたが 殆どが冷房の利いたバスの中でしたから熱中症にかかることもなく 日帰りバス旅行を楽しみました