夫の実家で法事があり 義妹宅に泊めてもらって 二泊三日で四国へ行ってきました
そして法事の翌日には 義妹夫婦が徳島県鳴門の「大塚国際美術館」へ連れて行ってくれました
前々から行ってみたいと思っていた「大塚国際美術館」
関西からは旅行会社の日帰りツアーもあるので パンフレットを見ては行く機会を窺ってはいたのですが 今回義妹が誘ってくれたお陰で早々に鑑賞が実現しました
フラッシュを使わなければ撮影自由とのことで たくさんの写真を撮ってきたのですが その一部だけ 特に印象深かったものをアップします
全長41mのエスカレーター
エスカレーターで上がった先が地下3階
フロアを少し進むと システィーナ・ホール
まず システィーナ礼拝堂の天井画と壁画に圧倒されました
その隣のスクロヴェーニ礼拝堂
イエス・キリストの生涯がフレスコ画で表現されているそうですが 私は何より先ず青い天井の美しさに感動しました
海外旅行に行かずとも 日本に居ながらにしてヨーロッパの歴史や文化が体感出来る空間でした
古代 中世 ルネサンスの時代は宗教画が殆どでした
でも私は・・・
やはり 中学の美術教科書に載っていたような有名な絵画に惹かれる凡人です
レオナルド・ダ・ビンチ
修復前の「最後の晩餐」
修復後
「ワイングラスを持つ娘」「ヴァージナルの前に立つ女」
ゴッホ 「ヒマワリ」
この美術館では 間近に寄って見ても良いし 手でそっと作品に触れてもいいそうです
油絵の凹凸までがハッキリ再現されているのを この手で感じ取ることが出来ました
マネ 「笛を吹く少年」
やっとここにたどり着きました・・・
「セーヌ川の舟遊び」「コンサートにて」「ぶらんこ」
「ブージヴァルのダンス」「都会のダンス」「田舎のダンス」
実物のルノワール展を観に行ったとき 「都会・・・」「田舎・・・」の描かれた一筆箋を記念にと買ってきて大事に使っていましたが もうあと数枚しか残っていません・・・
「読書する女」「団扇をもつ少女」「マルゴの肖像」
やっぱり 私はルノワールがいちばん!
モネ
「睡蓮・バラ色のハーモニー」「睡蓮・緑のハーモニー」「ロンドンの国会議事堂」
「花束を持つ踊り子」「舞台の踊り子(エトワール)」「花束持って挨拶する踊り子」
ミレー 「羊飼いの少女」「晩鐘」「落ち穂拾い」
モネ 「ラ・ジャポネーズ」
別の場所に この赤い衣装が飾られていました
テーマ展示 ”食卓の情景” の中にもルノアールの作品がありました
「ボート遊びの人々の食事」
色・大きさ・筆遣いまで 原画に忠実に再現された陶板名画の数々
その優れた技術にも感動です
陶板画は滋賀県の信楽で製作されているということ NHK朝ドラ「スカーレット」の放送をきっかけに最近知ったばかりでした
広い館内 約3時間余りをかけて歩きましたが さっと流した場所もあって 見落としがあるかも知れません
だいたいの様子が分かったので またいつか機会があれば出掛けてみたいと思う美術館でした
誘ってくれた義妹に感謝しつつ美術館を後にしました
ところで 今月の「ウォーキング」は散々です
5000歩を超えたのは8日だけで 1000歩どころか500歩にも満たない日が9日もあって一日平均は3101歩となってしまいました
そんな中 この美術館内での歩行が5000歩近くもあったのです
その歩数は 今月の記録にとってとても貴重なものとなりました