素朴な味のカステラ

きのう 旅行先の恵那市岩村で買ってきた「松浦軒のカステーラ」

「カステラ」といえば 「長崎」が有名だが 
長崎だけでなく 全国各地の製菓舗が それぞれの味とこだわりで製造販売している 最もポピュラーなお菓子だろう

「松浦軒」でカステラを試食した時 柔らかくて甘い… でも 日ごろ口にする「カステラ」とは一味違う… 「素朴さ」を感じた

それもそのはず このカステラは…
今から210年前の寛政年間 岩村藩藩医が 長崎でオランダ人から蘭学を学んだときに カステラの製法も習得した
御用菓子司の松浦家が 帰藩した藩医から伝授され 以来7代にわたって 古風そのままの秘法を口伝直伝によって 守り続けてきた…
とのこと
「カステラ」と言わず「カステーラ」というのも面白い

口の肥えた人が どう感じたか分からないが 私は「昔ながらの風味」を「素朴な味」と感じ もっと食べてみたくて買ってきた

昨年のNHK大河ドラマ「竜馬伝」で「亀山社中」がカステラを焼いていたが そのカステラも こんな味だったのだろうか…

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