山野草 

22日 年金者組合彦根・愛犬支部の温泉サークルで 三重県伊賀市の「野天もくもくの湯」へ行った

その帰りに寄り道…
山野草の愛好家である 年金者組合滋賀県本部の谷委員長のお宅へお邪魔し 山野草を見せて頂いた

例年なら 22日頃は「カタクリ」の花が丁度見ごろ…のはずなのに 今年は開花が遅れていて やっと2輪だけが開いたばかり… とのこと

こんな蕾がいっぱい! 開花すると斜面一帯がピンクに染まるそうだ

今 この斜面には…

白やブルーの花がたくさん咲いている

白い花は「アズマイチゲ

爽やかなブルーの「キクザキイチゲ」 

こちらは「ユキワリイチゲ」 ごく淡い藤色

ここにある山野草たちは 谷さんが長年かけて 丹精込めて育ててきたもの
花が終わると種を採り… それを播いて… を繰り返してここまで殖やしてきたそうだ

なるほど… よく見ると幼い株がたくさんある
葉っぱが1枚しか出ていないカタクリ…これにはまだ花が咲かない
この株が2枚の葉を出すようになると やっと花を咲かせるそうで そうなるまでに10年近くもかかるとのこと

ピンクの「ミヤマカタバミ」 白色が殆どなのにピンクはとても珍しい


厳しい自然の中で 必死に命をつないでいる山野草たち
場合によっては 子孫を残せず絶えてしまう山野草もいる
そんな中 手厚い保護を受けながら育てられている 谷さん宅の山野草
幸せそうに いきいきと花を咲かせていた

かつて これらの花を見に行くために 鈴鹿や比良の山々に登っていた
近頃では そういう機会がすっかり無くなってしまって 残念に思っていたが 
谷さんのお招きのおかげで「山の妖精」たちに会うことができた 
私も幸せ…