芹川

昨日午後 自転車で出かけた時 芹川にかかる橋の上から見た光景です


上流方向

下流方向

一昨日は 川幅一杯に濁流が流れ この川の流域に「避難勧告」や「避難指示」がでました



芹川は 彦根城築城の時 城下町を作るために今の場所に付け替えられました

その時両岸の堤防を強固にするためにケヤキやエノキが植樹され 今ではそれが樹齢400年の大木の並木となっているのです 

川の右岸は一般道路で車が行き交い 左岸は遊歩道で「芹川けやきみち」として市民の憩いの場となっています

因みに私は つい十日ほど前から夫と始めた夜のウォーキングで この「芹川けやきみち」をコースの一部として歩いています


昨日見た光景の中には… 無残にも根元から折れて倒れたケヤキの姿がありました



遊歩道にはこんな立て札が立っています

対岸の赤い丸印の所にあるのが 量水標です

今回の台風でも あの量水標が避難勧告発令の判断基準として利用されたのでしょうか

量水標の下端の辺りに河川敷内の遊歩道がありますが 水の通った痕跡や他ブログの写真で判断すると 水位はその遊歩道の下あたりまでだったのではないかと思われます

そこで調べて見たら 芹川にはここを始め3か所に水位を観測する場所があることが分かりました

ここから少し上流の観測データを見て見ると 9月16日午前2時には避難判断水位の1.2mを超えた1.33mが観測され その1時間後には氾濫危険水位の1.5mを超え ピークの午前8時には1.9mを観測していたことが分かりました

幸い芹川においては 無事に治まって良かったです



今日 湖岸沿いの道路を車で走りました

横目でチラチラと見る琵琶湖は 気のせいか普段より水の位置が高いように思えました


そうしたら… 気のせいではありませんでした

15日はマイナス15cmだった琵琶湖の水位が 台風18号が去った17日には76cm 今日18日は75cmと 90cmも上がったのでした