どこででもよく見られる おなじみのミズヒキ
こちらはキンミズヒキ
見かけは全く違うのに 「ミズヒキ」という同じ名が付いているのが不思議です
昨年 荒神山で出会った人に ”これがキンミズヒキ”と教えてもらったときには 私の知っている「ミズヒキ」とは全く違うイメージに 申し訳ないけど 内心”ほんとに？”と疑ってしまいました
ガンクビソウ
花の付き方が 刻み煙草を吸うための道具「キセル」の雁首に似ているから付いた名前だそうです
昨年 Ｙさんにその名を教えてあげました
この写真を撮っているとき 側にいたＹさんが言いました
”これ ガンクビソウと違うのでは？ 去年見たガンクビソウは もっとたくさんの花が一列に並んでいたよ 「雁首そろえて」いるからガンクビソウと覚えたのだけど”と
でも私は ”これがガンクビソウで間違いないよ…”と
Ｙさんは 多分これをイメージしていたのだと思います
実は私も昨年９月２９日のブログではガンクビソウと書いていたのですが 花はよく似ているけど あまりにも花の付き方が違うこのお花…
今改めて見てみると 葉っぱの形も全く違います
当時は混同していたようですが 先日のＹさんとの会話をきっかけに 調べ直してみました
そうしたら…「雁首を揃えて」咲いていたのは「ヤブタバコ」でした
ガンクビソウは 「雁首揃えていない」ということを 改めてＹさんに教えてあげなくては…と思った次第です
姿形はまったくちがうのに名前が似ている植物 ミズヒキとキンミズヒキ
花の形が似ているのに 全く違う名前の植物 ガンクビソウとヤブタバコ
植物のネーミングって ほんとうにおもしろいと思います
特に野草にはユニークな名前が多くて その名前の由来を知るのも楽しいことです
