琵琶湖島めぐりクルーズ 〜その1 多景島〜

先週の月曜日18日は 年金者組合滋賀県本部の行事「春のレクリエーション」でした

貸し切り観光船で琵琶湖に浮かぶ3つの島の「島めぐり」に 県下の組合員103人が集いました


旅行に出かけた地方で船に乗ることは度々あるのに 地元の琵琶湖を船でクルーズなんて機会は滅多になく 今回の「島めぐり」は 私にとってとても嬉しい企画となりました



大型の観光船は 左手に荒神山を見ながら彦根港を出港しました


一つ目の島「多景島」までは 約20分の航海

船が島に近づきました



見る角度によって 島の形がさまざまに変化することから「多景島」と呼ばれるようになったそうです

私は 子どものころにこの多景島に来た記憶があり 実に60年ぶり・・・

多景島は 周囲約600m 長さ約200m 幅約70mの花崗岩でできた島で 湖面からの高さは20mとのこと


 ↓島から荒神山を望む

桟橋とお寺があったことはなんとなく覚えていますが その他は余り記憶に残っていないのです


この石塔は江戸時代に建てられたものだそうです


荒神山からも見えるこちらの塔は 「誓いの御柱」 

五角柱の面に「五箇条のご誓文」が書かれていて 大正時代に建てられたものだそうです


この像は 日蓮上人の若いころの姿だそうです


「題目岩」 

覆いかぶさるようにそそり立つこの岩は高さが約10mはどで その岩面いっぱいに彫られた「南無妙法蓮華経」の文字には圧倒されました

今から350年ほど前に 多景島に「見塔寺」を建てた日靖というお坊さんが 3年がかりで彫られたとのこと

ああヤッパリ! 題目岩は ずいぶん前傾した岩でした


船が島を離れるとき 航行する滋賀県の学習船「うみのこ」に出会いました

学習船「うみのこ」については 昨年9月12日の記事で少し触れていますので引用します


「うみのこ」は 滋賀県内の小学5年生の子供達が乗船して 一泊二日の宿泊体験をしながら琵琶湖の環境などについて学ぶための船です

今年初夏のころ 長浜港に停泊中のこの船を すぐそばまで寄って見ましたが「とても大きな船」という印象でした

それもそのはず この船は全長65m 幅12m 重量928t 定員240人と琵琶湖で最大級の船だったのです

でも1983年の就航から31年が経ち老朽化しているため 学習船は3年後には新しい船にバトンタッチされるとのことです


後で知ったことです

この日「うみのこ」は今年度8回目の学習航海だったそうですが 就航以来50万人目の子どもたちを乗せていたのでした

学習船「うみのこ」と多景島に別れを告げて 私たちの貸し切り観光船は「竹生島」に向かいました

この続きは次回に・・・