昨日は実家のお墓参り そして今日は夫のお墓参りに行きました
夫のお墓のある長久寺の境内には 彦根市の保存樹に指定された樹齢推定800年と言われる紅梅があります
その紅梅が満開でした
この紅梅は 源頼朝が京都へ向かう途中に彦根でマラリアに罹り 長久寺の鎮守にお参りして快復 その記念に植えた木とのこと
その幹はこんなことになっているのですが・・・
すごい生命力に感動!!
また 徳川家康がここに陣を敷き 佐和山城の落城を見届けた時にこの紅梅を見たことから「御覧梅」とも呼ばれているそうです
長久寺は 真言宗豊山派のお寺で、ご本尊は聖徳太子作と伝えられる「千手観音菩薩」
1401年(長久2年) 後三条天皇の皇后の勅願寺として高野山の学僧によって開かれました
当初は比叡山延暦寺をも凌ぐ勢いで隆盛を誇ったそうですが 戦国時代には六角・京極氏の兵火や信長の焼き討ちに遭い消滅
その後彦根藩主の庇護を受けて再興されたという歴史を持つお寺です
昨年は3月16日にこの梅の写真を撮ったのですが その時はまだ少ししか咲いていませんでした 20日で5分咲きくらいだったようです
今年は 満開の見事な紅梅を見ることが出来ました
由緒あるお寺の墓地に眠る夫も この紅梅を眺めていることと思います
また 長久寺には「お菊の皿」6枚が保存されていて お菊さんのお墓もあります
お菊さんの供養に江戸屋敷の女性たちから寄せられた寄進帳も残っているそうです