ようやく実現 〜紅葉の鶏足寺〜

11月16日の日曜日 年金者組合のY夫妻と一緒に 滋賀県湖北地方にある「鶏足寺」「石道寺」へ紅葉見物に出かけました  (掲載の写真は クリックで拡大します)


滋賀県は 東京 京都 奈良に次いで重要文化財が多く全国第4位 そのほとんどが仏教美術でさらにその中の半分近くが仏像や神像だそうです

長浜市木之本町にある石道寺のご本尊十一面観音像も 平安末期の作と伝えられ国指定の重要文化財となっています

この日は お寺の拝観はせずに境内の紅葉だけを楽しませていただきました

あとの鶏足寺もそうですが 石道寺は無住で地域の人たちによって管理されているとのこと


境内から伸びる石畳の遊歩道を辿っていくと 10分余りで鶏足寺に着きます

鶏足寺についてはこちらを参考になさってください



紅葉の見頃には少し早めでしたが 美しい風景が広がっていました

ようやくこの景色を見ることができたのです

というのは・・・

鶏足寺の紅葉が素晴らしいという事を人伝に聞いて以来 「行こうよ」と夫を誘うのですがなかなか実現せず 数年前にようやくその機会が訪れました

ところが さあ出かけようと車に乗り込んだ途端 急に時雨がやってきてその計画は敢え無く消え去ったのです

その後 機会が訪れないまま夫は亡くなってしまいました


夫ならこの風景をどう写したかしら・・・と思いながら 何回も何回もカメラのシャッターを押しました


鶏足寺の文字の後に括弧付きで「旧飯福寺」と書かれていますが ここはかつては己高山鶏足寺(ここうざんけいそくじ)に六つあった別院の一つ飯福寺だったそうですが 己高山(こだかみやま)にあった鶏足寺が昭和8年に火災で焼失したため 当時廃寺となっていた飯福寺を鶏足寺とし現在に至っているとのこと 



元の鶏足寺があった「己高山」


2001年5月11日 この山に夫と二人で登りました

日付は写真アルバムから判明 夫がきっちり写真の整理をしていてくれたおかげです

いきなりの急登が辛かったことと 鶏足寺の庭園跡と言われる場所でクリンソウを見つけて大感激したことを鮮明に覚えています

でも 山頂から見えた琵琶湖の風景や途中にある六地蔵を拝んだことなどは アルバムを見てようやく思い出せたのです

昔こんなところに大きなお寺があったなんて想像もできない・・・と思いながら鶏足寺跡を歩いたことも蘇りました


実は かつて「石道寺」へも行っているのですが 全く記憶になかったのです

アルバムには1993年5月4日の日付でしっかり写真が残っていました

ただ今回 石道寺へ向かう途中の景色には見覚えがあって あれ?ここは昔通った気がする・・・来たことがあるのかな?と思ってはいたのです

鶏足寺(旧飯福寺)はすぐ隣ですが アルバムに写真が無いところをみると その時には行っていないのでしょう

もちろん私の記憶にもありません


余談ですが・・・

京都の名所などの話が出たときに「私行ったことがない」というと 夫から「連れて行ったやないか」と言われることがしばしばありました

写真が残っていないと 本当に忘れてしまいます

夫ちゃん ごめんね・・・

でも こまめに写真を撮り丁寧に整理しておいてくれた夫のおかげで 忘れていた記憶も蘇ります

夫ちゃん ありがとう
 



鶏足寺から 林や茶畑や田んぼを縫う遊歩道を歩いて 己高閣
今回は大方の人が辿るルートを私たちは逆回りで歩きました


己高閣に収められている仏像のポスター

ここへ来たのはよく覚えています

その時は入館して 鶏足寺の十一面観音像などたくさんの仏像を見学しましたが 今回は入館はせずに周囲の小高い丘を散策しました 



今回の紅葉見物はYさんの車でJR北陸線の木之本駅まで行き そのあとは「紅葉バス」と名付けられた100円で乗れる周回バスを利用しました

そのバスで木之本駅まで戻ってくると 運よくSL「北びわこ号」が停車していて 写真に撮ることができました

乗り鉄さん 撮り鉄さんがたくさん!

サービス?で鳴らされた一発の汽笛がお腹に響き染み渡りました



鶏足寺の紅葉は今度の三連休辺りが最高の見頃で 見物客で混雑するのではないかと思います

出来ることなら・・・もう少し後でもう一度鶏足寺に出かけて 落ちたモミジが参道を埋め尽くす景色も見たいものです