琵琶湖島めぐりクルーズ 〜その3 沖の白石・沖島〜

5月18日は 滋賀県年金者組合の「春のレクリエーション」で 琵琶湖の「島めぐり」をしました

彦根港を10時過ぎに出港した貸切船は 20分余りで彦根の沖合約6kmにある「多景島」に到着し 私たちは下船して30分間島内を散策しました(5/24記事)

次に訪れた「竹生島」で約1時間滞在(昨日記事)したのち・・・


12時30分頃 貸切船は竹生島を後にして 今度は琵琶湖で一番大きな「沖島」に向かいました


竹生島を出港して30分ほど経った頃 「沖の白石」が見えてきました

沖の白石は琵琶湖のほぼ真ん中にある岩礁で 天候にもよりますが荒神山の頂上から肉眼でその存在を確認することができます

カメラのズームレンズ(30倍)を通して見ると 「山」という字のような形の一つの岩に見える(この記事の最後 ※印の写真)のですが 実際には大小4つの岩が湖面に突き出ているのです

その中の一番大きな岩は 一番高い所で湖面から約14mほどだそうですが 湖底からの高さは100mを超すと思われるとのこと

観光船は その周りをぐるりと回ってくれて あらゆる角度から「沖の白石」を見ることが出来ました

貸切船ならではのサービスだそうですよ




沖の白石はどんどん遠ざかり 沖島が近づいてきました

竹生島を出てから1時間20分ほどで 船は沖島漁港に入港しました


沖島は 日本の湖で唯一 人が住んでいる島なんだそうで 島の人口は350人ほどとのこと

沖島の歴史など 詳しくはこちら近江八幡観光物産協会のH.Pをご覧ください

西福寺ご住職のお話を聞いた後 小学校までの道を歩きました


島に自動車は1台もなく その代り?三輪自転車がたくさん置いてありました


えーっ これが漁網? ブルー ピンク イエローと綺麗な色で 漁網のイメージが変わりました

沖島で見た殆どの漁船には 高い足場のようなものが取り付けられています

こんなのを見たのは初めてでしたから 何だろう?と気になり調べてみたところ 沖島漁協のH.Pにこんな記事がありましたので 引用させていただきます

 小アユ漁は、“細目小糸漁”とよばれる刺し網漁で4月ごろから盛んになります。沖島では、刺し網にかかった魚を独特の方法ではずします。漁船に高く組まれた足場に網を掛け、その網を振るって魚をはずすのです。他で見られることもありますが、この方法は沖島発祥の方法です。そのため、この漁が始まる頃になると、漁船に高い足場が組まれはじめ、まさに沖島の春到来を告げる風景といえます
 

初めて訪れた沖島・・・ そこには同じ滋賀県に住みながら全く別の地方へ来たような気がする景色が広がっていました


沖島を離れたのは午後3時過ぎ

帰りの船の中では コカリナの演奏を聞いたり歌を歌ったり・・・

彦根に近づくと 多景島や伊吹山が見えてきます

沖島を出てから約1時間 午後4時過ぎに彦根港に帰ってきました


この日 春のレクリエーションに参加したのは103人で これまでで一番多くの組合員が参加したとのこと

みんな満足げな笑顔で 船から降りてきました


いつも 遠く荒神山から見ていた4つの島・・・

近くて遠かった4つの島・・・


↑ 2013.11.22荒神山頂上から撮影 多景島と竹生島


↑ 2013.11.22荒神山頂上から撮影 沖の白石(※)


↑ 2014.05.23荒神山中腹展望所から撮影 沖島


これからは より身近な島として 懐かしく目に映ることでしょう