高野山へのお参りは3度目です
樹齢数百年を越える杉木立の続く参詣道を 現地ガイドさんに案内されながら 中の橋から奥の院まで歩きました
参道の両脇には 有名企業や戦国武将など歴史にゆかりの人たちの墓石・供養搭・祈念碑・慰霊碑がずらりと並んでいます
この先に弘法大師の霊を祀る大師御廟があります
大師御廟では 弘法大師が今も生きて瞑想を続けておられるとされています
この御廟橋から先は神聖な場所なので 飲食・喫煙・写真撮影は禁止 橋手前で一礼し脱帽して進みます
奥の院参拝の後は 12年に一度の酉年に 秘仏の「不動明王」がご開帳されている「赤松院」へ参拝しました
それから丁度10日後・・・
京都宇治の三室戸寺へ
納経所前から本堂まで ご朱印を頂く人の長蛇の列が出来ていました
「紫陽花寺」として知られる三室戸寺
5千坪の大庭園には 2万本のツツジ 1千本のシャクナゲ 1万本のアジサイが植えられているそうです
今年のアジサイは開花が遅れ気味で 私が行った6月14日ごろにようやく見頃を迎えたとのことでしたが 実際にはもう少し後の方が良かったかもしれません
梅雨に入ったとはいえ一向に雨は降らず この日 日向で咲いているアジサイは少しうなだれていました
この日に咲いていたのは白い花1輪だけでした
枯山水のお庭も見事でした
アジサイで有名な三室戸寺ですが ツツジの頃に訪ねてみたいお寺だと思いました
三室戸寺の後は JR〜京阪電車〜叡山電車と乗り継いで京都市街地を通り抜け 洛北の鞍馬寺(H.P→★)へ
鞍馬駅では 大きな天狗がお出迎え
鞍馬寺の仁王門
その後木立の中の参道を歩き 更にいくつかの石段を登って本殿へ
本殿では 6月20日に行われる「竹切り会式」のための舞台が準備されていました
正面に比叡山が見えます
本殿を後にし九十九坂を下ってくると 鞍馬寺の鎮守社である由岐神社
樹齢600年 高さ50m 御神体の大杉には圧倒されました
まさにパワースポット これまでに訪ねた京都のお寺とはチョッと違った雰囲気を感じる鞍馬寺でした
「床」は京都の夏の風物詩ですが 鴨川は納涼床(ゆか) 貴船は川床(どこ)と言います
貴船川の流れの上に張られた「床」でお食事をします
雨などで川の増水が予想されるときは前もって床を外すそうですが 突然の大雨で急に増水することもあるので その時は大変なんです・・・と女将さんが話してくれました
鉄パイプなどは許可されないのだそうです
この日京都はとても暑かったのですが 貴船の川床は寒いくらいで 女将さんが用意してくれた半纏を羽織り ひざ掛け毛布を掛けてのお食事となりました
お食事の後 ほんの少しの時間 すぐそばの貴船(きふね)神社の中宮まで散歩しました
赤い灯篭に灯がともり とても幻想的な貴船神社(H.P→★)でした