銀寄せ栗

台風24号の影響でしょうか 当地は今日やっと雨が降り 久しぶりに水撒きから解放されました

先月台風18号が大雨をもたらして以来 その後は晴天続きで雨らしい雨は降っていなかったのです



突然ですが これは枝豆と栗!


 

毎年毎年 この時期になると 親戚から秋の味覚が届きます

枝豆は丹波の黒豆

栗は 丹波栗…ではなく 丹波栗と肩を並べる「銀寄せ」

大阪府の北部 能勢町の特産品で いが栗の中に1個しか入っていない 大きくて丸々とした栗です


「銀寄せ」という変わった名前… 由来は…

江戸時代 寛政の頃 能勢地方で大干ばつが有り 農民がお米の代わりに野生の栗を売りに行ったところ 美味しくて高値でよく売れ 当時のお金である「銀札」を得る事ができたのだそうです

「銀を寄せる」「栗」という事で 能勢の栗を「銀寄せ」と言うようになったのだそうです



届いたその日には 忙しくて栗に手をつけられず かといってそのまま放置しておくと「虫食い」になってしまうので とりあえずネットごと水に浸けて置きました

一昼夜以上水に浸けたままでしたが ようやく昨夜遅くから深夜までかかって 鬼皮と渋皮を剥きました

そして 今日のお昼には 栗ご飯を炊きました

省力化のため 渋皮はいつもよりかなり大雑把に剥きました

ご飯に色が付きましたが 味には問題なしでした

お米は「ミルキークイーン」 モチモチとして とても美味しい栗ご飯ができました


栗はたくさん頂いたのでまだ残っています

「銀寄せ」は粒が大きく立派なので 渋皮煮にするといいのですが…

これまでに何度か作りましたが 大変手間がかかります(その分余計に美味しいのですが)


もう一度 栗ご飯を炊いて 残りは手っ取り早く「茹で栗」にして戴こうかな…なんて思っているところです