私の年末年始  〜その6 旧古河庭園 & 巣鴨とげぬき地蔵〜

東京滞在十日間の内で 私がフリーの日に出かけようと思って立てたプランのうち 「神楽坂界隈の街歩き」は 高校時代の同級生(前回の記事で帝釈天のおみくじが「凶」だったという人)が 7日に案内してくれることになっていました

そこで1月5日は 「巣鴨とげぬき地蔵都電荒川線」プランを実行することにしました

このプランを練っているとき JR山手線の巣鴨から一駅隣の駒込が「旧古河庭園」への最寄駅だと知りました

そこで前々から行きたいと思っていた「旧古河庭園」を このプランに組み込むことにしたのです


↑入園チケット売り場(サービスセンター)では 見事な寒牡丹が出迎えてくれました


ガッチリとした それでいてスッキリとした洋館です

窓の雨戸が閉まっています

残念ですが この日は洋館内部の見学は出来ませんでした


洋館から一段下がったあたりが洋風のお庭で 綺麗な刈り込みの中にバラが植えられています

バラが咲いている光景を想像しながら 園内を歩きました

 



続いて日本庭園へ

ここでも寒牡丹が迎えてくれました

菰を被った寒牡丹 可愛いですね




大きな雪見灯篭 わが家の2倍?3倍? いえいえもっと大きいかな?


池の周りの林の中の「十五層塔」


「心字池」をぐるりと巡ります



お庭の中には「枯滝」のほか「大滝」もありました


もう一度池のそばに来たときには カモが気持ちよさそうに浮かんでいました


訪れる人はまばらで 静かな冬の「旧古河庭園」でした



次にJR駒込駅から一駅戻って 巣鴨に向かいました


巣鴨駅の構内を出るまでは「とげぬき地蔵」の案内板があったのですが 駅を出たところで ”あれ?どっちへ行くんだっけ?”

道で出会ったOLらしい女性に尋ねたのですが その人「とげぬき地蔵」を知らなかったのです(>_<)

町の案内看板を見つけ それに「高岩寺駐車場」と書いてあったのを見て ”ああこの辺りか・・・”と勝手に思い込んだのが道迷いの始まりでした

路地に入って当てずっぽうに歩いていたら 元の大通り(駅前の大通り)に出てしまったので とうとう近くにあった地元の小さなスーパーに入って店員さんに尋ねました

”この前の通りを渡って路地を抜けると 人がいっぱい歩いている通りに出るの それが地蔵通りだから・・・”と教えてくれました


そしてようやく巣鴨地蔵通り中山道)に出たのですが・・・ さて「とげぬき地蔵」へは 右に行くの?それとも左?

そこでも尋ねればいいものを 又しても勝手に歩いてしまい 反対方向の「庚申塚」に行ってしまいました

で 予定にはなかったけれど「庚申塚」にお参りし 元来た道を引き返して「とげぬき地蔵」に向かいましたが・・・ 何か足が重いのです

とげぬき地蔵」を探して道迷いをしている間も ”東京の「街歩き」が目的なんだから どこだっていいんだ・・・”なんて暢気に歩いていたけど やっぱり遠回りで疲れたのでしょう

 
疲れを感じながらも TVで見たことのあるお店を見つけて ちょっと元気に・・・


↓こんなお店を見つけて ”お店の名前 何で「近江」なんですか?”とお店の人に尋ねたら・・・

本店が滋賀県長浜だと・・・  ”ああ あのお店・・・” 入ったことはないけれど 時々その前を通るので知っているお店です

巣鴨に支店があることは知りませんでした

”私 彦根から来ました”と言ったら ”私も彦根ですよ”とお店の人 ここでも少し元気をもらいました 


ようやく「とげぬき地蔵(高岩寺)」に着きました


お線香の煙を浴びたあと 本堂にお参りです


健康で長生きしたいと願う高齢者にとって 年金の「マクロ経済スライド」はまさに「トゲ」ではないかしら?

そんなこともふと思いながらのお参りでした   


「洗い観音(聖観世音菩薩像)」には 順番を待つ列ができていました



私は列には加わらず 身代わり観音様のお守りストラップを買い求めました

ロケットの中に観音様がいらっしゃいます



もっと賑わっているのかと想像していたのですが それほどでもなかった「とげぬき地蔵」と「地蔵通り商店街」

少々拍子抜けしましたが 漏れ聞こえてきた「おばあちゃん」たちの会話では 前日の4日は縁日でたいそうな人出だったとか


商店街のあるお店で昼食を摂ったところ いいお値段の割には余り美味しくなかった・・・

後から思えば それはお店のせいではなく どうやら私に原因があったようです



このあと 都電荒川線に乗るべく 再び庚申塚に向かいました


この続きは次回に・・・