にっき・日記 まとめて一週間・・・ 〜その1 お出かけ編〜

更新できないまま一週間が経ってしまいました

そこで この一週間をまとめて一気に


まず 7月9日は 毎年恒例「七夕会」の昼食会で京都へ行きました


「七夕会」は かつて勤めていた会社の第一労組OBのグループです

ほぼ毎年夫とともに参加していた「七夕会」ですが 今年は一人での参加となってしまいました

来年も再来年も・・・これからは ずっとひとりです


台風の接近で 予報は雨

でも家を出るときは晴れていたので 最寄駅までは自転車で出かけました

京都へは早めに着いて 会場の「木屋町」のお店を確かめた後 周辺を散策することにしました


高瀬川

昨年は人間ドックの日程が終わった後 鴨川納涼床に向かう途中に 夫とMさんと3人でここを通り 同じ場所で写真を撮りました

昨年の記事→ 


三条大橋


橋の畔の「弥次喜多像」


この像の前を進むと 昨年行ったお店のある先斗町ですが そちらには進まず左に折れて三条大橋を渡りました

三条大橋から下流側は 鴨川納涼床先斗町エリア 


橋を渡り切ったところから 鴨川河川敷の遊歩道に降りました

今までに何度も渡った三条大橋ですが このアングルで眺めるのは初めてです


鴨川にはカモが居ました


鴨川越しに見えるのは 木屋町エリアの納涼床

会場のお店の床はどれかな? なんて思いながら 御池大橋まで遊歩道を歩きました


木屋町通り〜三条通り〜鴨川河川敷〜御池通り ぐるりとゆっくり一周したけれど この日は蒸し暑くて汗が流れました


早めにお店に入って一休みするうちに 順次メンバーが集まってきて七夕会が始まりました

参加者全員で夫に黙祷を捧げて献杯

写真ではずいぶんコンパクトなお弁当風に見えますが いろんなお料理がたくさん詰まっていて美味しく戴きました

食事をしながら それぞれの近況報告や夫との思い出話で3時間を過ごしました

ここでは省略しますが 私がとても感激する場面も・・・


七夕会がスタートした頃は 多くのメンバーが居てみんな元気だったのに 歳月が流れるにつれ ひとりふたりと欠けて寂しくなってきました

来年また元気で会いましょう・・・ 再会を約束して会はお開きになりました


そう 絶対に元気で会いましょうね

「生きていたならね・・・」なんて冗談を言い合ったこともあったけれど もうそんなことは言えなくなりました

夫には「来年」が無かったんですもの


帰りのJRに乗る頃には 雨が降っていました

自転車の荷台に積んできた 雨合羽やタオルが大いに役立ちました


翌日 7月10日も京都へ

この日は 人間ドックの胃の内視鏡検査です

すっかり慣れてしまって平気なつもりの内視鏡検査ですが 今回はほんの少ししんどく感じました 

検査を無事終え ドックで出される昼食(毎回 これも楽しみの一つです)を戴いた後 2週間前に受けた健診の結果を聞いて 今年の人間ドックは終わりました


終了後は地下鉄で烏丸御池に移動し これも恒例の山用品の店へ

次いで 歩いて「京都文化博物館」へ

黒田清輝展を観に行きました

「湖畔」をはじめ 約180点をじっくり鑑賞しました

「湖畔」は 雑誌の付録かカレンダーか分かりませんが 実家の襖(多分 破れ隠し)に貼ってあって 上村松園の「序の舞」とともに 子どものころからよく知っていた作品です

「昔語り」という作品では 30枚以上の画稿とか下絵とかが展示されていて 細部にいたるまで精根こめて作品を生み出していることがよくわかり 感動しました


美術鑑賞の後は 再び地下鉄に乗って京都駅まで戻りました

京都駅地下の「黒田清輝展」の大きなポスター


健診の後は これまで夫としてきたように これからもMさんと二人で食事をすることにしているのです

でも今回は 台風の接近で大荒れの天気になることを予想して とりあえず京都駅近辺で食事をすることにしました

ポルタの食堂街の案内板から 「京のおばんざい」に惹かれて「味彩や」というお店を選びました

そして 今回はお酒抜きで・・・ これも台風接近のせいです

ふたりとも 自宅最寄駅まではそれぞれ車に乗ってきていたのでした

ところが皮肉にも このお店にはお酒や焼酎がたくさん並んでいたのです・・・

いろんな「おばんざい」が少しずつ盛られていましたが その中では「おから」を煮たのが一番美味しかったです

健診後の楽しみを お天気のせいで中止をしなくてはいけないのかと気を揉んだのですが せっかくの機会を逃したくなくて・・・

大雨の中を歩いて移動することを想定して 二人とも登山用の雨合羽まで準備して臨んだのですが この日は傘を差すこともなく終わったのでした

午後7時すぎ 京都駅前から見上げた京都タワー



そしてその翌日 7月11日

各地に大きな災害をもたらした台風8号ですが 幸いわが地方に大きな影響はなく過ぎ去りました

金曜日恒例の「荒神山ハイキングサークル」は 毎月11日恒例の「原発いらんねん おしゃべりウォーク」に参加して 街中を歩きました


放射能いらない」「琵琶湖を守ろう」「子どもを守ろう」等々のコール 替え歌やオリジナル曲を歌っての行進ですが 私はこんな場合でもいまだに大きな声が出せなくて 心の中で叫びながら黙々と歩きました

いつになったら元通り 大きな声で叫んだり 大好きな歌が歌えるようになるのでしょう・・・

原発事故で故郷を失った人たち

津波で肉親や家を失った人たち

この人たちは今 歌は歌えているのでしょうか