変な名前… 〜荒神山の野草〜

何かお花が咲いていないかなー…と目を皿のようにして探していると 地味な花でも目に付くもので…
昨日の荒神山では こんな花を見つけました

名前を知らない野草ばかりだったので がんばって調べました
そしたら… 面白いことに「変な名前」「ユニークな名前」ばかり…

「ガンクビソウ」

たばこを吸う道具「キセル」の「がんくび」(煙管の雁首)に似ています


「キツネノマゴ」

名前の由来に定説は無いそうですが 花が子狐の顔に似ている…とか 花の付いている部分が狐のシッポに似ているとか…


「ブタクサ」

漢字で書けば「豚草」でしょうね… 英名の直訳らしいです
花粉症の元凶…


「ヌスビトハギ」

実の連なりが つま先歩きをした盗っ人の足跡に似ているためとか…

うん確かに…
濡れた足で床を歩いて こんな形の足跡が付いたことあります…

ちっちゃな ちっちゃな花ですが 群生していると目立ちます
「ヌスビトハギ」という名前は知っていましたが この花のことだったとは知りませんでした

この「ヌスビトハギ」を調べていて…
あれ…? 大きな間違いに気が付きました

6月頃に見つけて以来 名前が分からない花…として 何度もブログに登場させていた花…
8月になって たくさん見かけるようになって… 
でも未だに名前が分からない… と思っていた「淡いピンクの小さな花」

6月から今まで ずいぶん花期の長い植物だこと…なんて思っていましたが
よくよく見ると… 花の形が違うじゃないの!

8月11日ブログの写真です


これは「ヌスビトハギ」でした

6月15日ブログの写真はコレ


この花の名前は「ハエドクソウ」でした
やっぱりこれも変な名前!
昔は「蠅取り紙」に使われたのだそうです

これで不明だった二つの「小さなピンクの花」の名前が解決しました

ひと口に「雑草」なんて言いますが どんな植物にも必ず名前は付いています
決して「名も無い花」なんて言い方はしたくないものですね

せっかく知った花の名前も ついつい忘れがち
でも ユニークな名前の野草たちの名は 案外忘れずに覚えて居られるかもしれません
ヘクソカズラ」とか「クサギ」とか…